2015年06月19日
堤防が消えた

つい先日、今浜町から旧野洲川南流の堤防を越えようとして驚いた。いつの間にか堤防がなくなっていたのである。いま手元にないのできっちりした内容は指摘できないが、地球の森のパンフレットで最下流域はできるだけ元の状態を残すことを目的とするということだったと記憶している。だからここの堤防は現状のまま残すのだと勝手に決め込んでいた。それが消えていたのである。堤防上の道路は狭くて走りにくかったから、走る立場からするとありがたいことは確かなのだが。
この堤防の写真で一番新しいのを探してみた。2014年3月3日。1年以上前のことだった。河川敷等では工事が始まって変化が見えだしていたが、その時点でもまだ堤防は残すのだと勝手に決め込んでいた。もうちょっと古いところで2013年7月20日。このときはまだ工事が始まらず、河川敷では木が茂るに任せられていた。現在の状況は写真に見る通りである。ご覧のとおり、完全に平坦化されたわけではない。元の状態の3分の1ぐらいは残っているのだろうか。それでも堤防跡地がこんなに広いのか。驚くばかりである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:30│Comments(0)
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