2015年11月05日
田霧騒動

2日続けての快晴である。6時半ちょっと前だったか、新幹線の向こうを見ると、田んぼの上に霧が這うのが見えた。寸秒を争う。歩けば2,3分の距離だけど、クルマで飛び出した。車載温度計9℃。とりあえずいつもの定点から1枚。霧が流れているように見えるがスローシャッターではない。そんな面倒なことをやっている時間はない。霧が流れるその瞬間が止まって写っているだけである。
とりあえず1枚撮って、辺りを見回すと左右の方の霧が濃い。左、野洲高G方面。もう1枚右(オリベスト方面)。隣の芝生は青いという例の貧乏人根性(イエイエ皆さんのことではアリマセン。私自身のことでして)かと思ったがどうもそうではないらしい。三上山に向かって農地の中央を走る一直線に走る農道の方向だけ霧が薄いのである。
中央の農道に対して十字に交わる、第2の定点としている場所まで進んでみた。三上山方面には全く霧がない。ひがみ根性がさらに増す。後ろを向くと早くも三上山の陰の向こうに輝くばかりの新幹線。その手前には霧が漂っていた。その間10分ほど、帰り着いて振り返ったときには”これなら飛び出すことはないわな”という状況だった。ごめんなさい面倒な文章を読んでいただいて。ことほど左様に霧というものは厄介なものでして。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
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Posted by 八田正文 at 09:33│Comments(0)
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