2015年11月18日
霧の朝

朝6時半ごろ、シャチョウが「ワーすごい。ちょっと来て」と一人で騒いでいる。三上山に霧がかかって左上にかすかに赤みも見える。うん確かに。ちょっと行ってくるわ、と飛び出した。
現場へ着いた時には言うまでもない、家から見たのとは大きく変わっていたが、それでも地上は霧、三上山の上空にはうろこ雲が広がっていた(標題写真06:45)。よく見ると三上山の山頂を境として右半分が陰になっている。何かの陰になっているらしい。とすれば相手は山しかないのだが。この前の教室だったか、佐々木さんが希望が丘の例の1本の木を撮ってきたとき、同じように右半分の雲が陰っていた。何か関連があるのかとも思うが、よくはわからない。
影が反時計回りに動いている(写真A06:51)。太陽は右上向きに動くから理屈は合っている。影が不明瞭になり右肩の斜面に馬のタテガミを思わすような光炎が出てきた(写真B06:53)。反対側(南桜側)から立ち昇った霧が太陽に光に照らされているのではないと思うのだが、これもよくはわからない。山をアップする。光炎が斜面に沿って伸びている(写真C06:57)。
太陽が、右側の斜面から出てくるところ(写真D07:13)。太陽自体の姿は霧に隠れてはっきりしないが、稜線の陰が手前に映し出されて2本に見える(写真E07:15)。たぶん手前に霧の不連続面があり、それがスクリーンの役割を果たしているのだろう。
帰宅後、しばらくして外を見たら、100m向こうが見えないような深い霧に変わっていた(写真F07:35)。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:28│Comments(0)
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