2016年02月18日
朝焼け

カメラのプロパティによると撮影日は2月13日となっている。確かこの日は終日雨模様の予報が出ていた。ふと外を見ると三上山の左の一角だけが赤く焼けていた。日の出前後の一刻だけ赤く焼けるいわゆる朝焼けである。大概はそのあと雨になる。もう50年近くの昔、北陸線高岡あたりで立山連峰の上にこの朝焼けを見た。糸魚川経由で大糸線に入りC56にうつつを抜かしていた時に雨となり、穂高の碌山美術館に入ったころには大雨になっていた。
話を戻して、我が家から撮影現場まで、いくら頑張っても2,3分はかかる。何度も書いたが、そのあいだに風景が変わる。このときも雲の赤みが減っていた。撮影は追いかけてはダメ、分かっているのだけれど。そうして撮ってきた気が抜けたようなデータをトーンカーブでひねくり回して・・・・。何ぼやってもあかんものはアカンのだけれど。
彼岸を過ぎて、このあと太陽はぐんぐん左へ回る。緊急発進で日の出が撮れるのもこれが最後だろう。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:55│Comments(0)
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