2016年02月26日
下之郷遺跡

守山市街地、琵琶湖大橋からやってくる県道42号、いわゆる湖南幹線のもう1本山側の幹線道路。しっかりした道路だから県道かと思っていたが、地図を見ると何の表示もない。市道ということだろうか。その道路から見た古代環濠遺跡で国の史跡に指定されている。写真はその入り口で、環濠部までは川沿いの小道をたどることになる。桜の木が植わっていて花の時期は華やかな雰囲気になる。いつも気にはなるのだが、つい通り過ぎてしまう。
これからの2枚は奥の環濠部である。このように幅5m前後の堀がめぐらされている。もちろん発掘されているのはその一部だけれど。シラサギが1羽たたずんでいて、近づくとそれとなく逃げていく。バタバタと飛び去らないのが、なんとなく奥ゆかしい。こちらもそれに合わせておればよかったのだけど、つい面倒になって接近したら、案の定、スーッと逃げられてしまった。バタバタ飛び出すおてんば娘でなかったのがせめてもの慰めか。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:28│Comments(0)
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