2016年03月20日
消えた記念碑

ナノハナ花を撮った帰り、クルマまで同じルートをたどることになる。当然のことながらカラスが集まっていた。先ほどの繰り返し。カラスは5羽、10羽と飛び立っていく。今度は丘の上の野洲川改修記念碑をポイントに。先ほどまでカラスが2羽、テッペンの両端に止まっていたが、気がついたら1羽になっていた。2羽よりはこの方がよかったかもしれない。
この記念碑はその昔、新庄自治会館の前に立っていたらしい。何かでそれを知って、自治会館を訪ねていった。建物はあったが碑はどこを探しても見つからなかった。どうしたのかな、そう簡単になくなるものでもないはずだし、探し方が悪かったのかなと思っていた。そんなある日、新庄の堤防横に立っているのがその碑ではないのかとふと思った。写真を撮って帰って、自治会館前のものと見比べてみた。間違いなく同じ碑だった。何やそういうことだったのか。大賛成。地域の人しか見ない自治会館前より、ここの方が多くの人の目に触れる。気宇壮大、大きな風景の中でこそ生きる碑だ。
写真ステージ 「近江富士」
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■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:30│Comments(0)
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