2016年03月21日
梅花咲く

野洲市乙窪、守山市新庄と隣り合わせで、知らない人が現場に立っても、どちらがどっちか区別がつかないような場所である。しかしかつては野洲川北流で区分され、交互の通行も細い橋1本という関係だった。今はその堤防が撤去され、一見しただけでは区別がつかないぐらいの位置関係になった。
とはいうものの子細に見ればそこに明らかな区分が存在する。乙窪地域は新庄堤防跡地より一段低いのである。そこに梅の木が数本植わっている。花が咲いたところを一段高い新庄地区の道路から狙ってみようと出かけてきたが、1本の木だけが咲いて入る状態、目論見は見事に外れた。
仕方がないと、咲いているその木に近寄ったが、咲いていない木が邪魔をする。どうしたものかと思案しているところへ、小鳥が一羽やってきた。無理を承知で後でトリミングと1枚撮り、次にもう1枚と見直した時にはもういなかった。
結局は、バリアングルファインダーで両手を伸ばして撮ったのが標題写真。タイトルだけは仰々しいが、要するに目論見が外れの一枚。無理をして撮った写真にまともなものはない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:06│Comments(0)
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