2016年06月14日
暗い竹薮

難儀な写真を撮ってしまったなと反省している。何が難儀なのか。こういう写真は日が経つとどこで撮ったのかわからないくなってしまう。場所を示すものがカーブミラーと竹薮だけ。さてどこだったかということになってしまうのである。これはここ2,3日見てもらっている南桜からハイウエイサイドタウンへのバス道。その途中にある老人ホーム悠紀の里の出入り口。数m無断侵入させてもらって撮ったもの。ミラーに写っているのがバス道を行くクルマ。
日本の竹薮の見通しが悪くなったのはいつごろからだったか。たとえばこの写真の撮影が1978年。古い葉を落としつくした竹の間からの三上山が見事だった。実は今見ているこの竹藪、両者同じ薮である。悠紀の里からバス道を挟んで反対側に位置する。昔の写真はこの竹藪の左側(三上山に向かってみた場合)、今回の写真はその右側という勘定である。その間ほぼ100m竹藪の中は真っ暗である。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:23│Comments(0)
│山・写真