2016年08月18日
けもの道

近江八幡市野村町、日野川右岸堤防である。大畑橋のたもと、湖岸道路の日野川大橋を1番目として、上流へ向かって3番目の橋である。堤防上を砂利道がまっすぐに伸びていく。これはけもの道ではない。地図にもしっかり記載されている。問題は、その橋の少し上流側にあって河川敷へ下る道である。道といってもけもの道のようなものでもちろん砂利道。中央が水の流れでえぐられて、それに車輪をとられてスリップした後がいくつか見える。そんな道である。多分軽トラだとは思うが、こんな道を何で行き来するのだろうと不思議に思ったものだ。撮影場所はそのけもの道の下り口である。
と、そこまで場所を頭に入れて戻ってきた。最近そのアタマとやらが怪しくなってきているから大きなことは言えないのだが、道があったことは確か。で、地図でその道を探した。ない。なければないで橋のちょっと上流ぐらいをめどにしたらすむ話だから、それはそれでいいのが。ひょっとしてと航空写真に切り替えた。スゴイ、写っていたのである。航空写真の場合、写したままではなしにどういう処理なのかわからないが、道路の部分に筆でトレースしたよう跡が見える。たぶん山の中など木で道が見えないことに対する処理だろう。河川敷のけもの道にその処理が行われていた。けものたちも地図を見て作戦会議を開いているのだろう。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:28│Comments(0)
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