2016年10月14日
ひねくり回して

昨日、一昨日の2枚、農作業を撮ってからコスモスを撮るまで30分ほど時間が開いている。何をしていたのかと調べてみたら、竹藪の写真をひねくり回していた。私の場合は、あそこはよさそうだと見当をつけて、とととっと行って、パチッとやったときが一番素直な写真が撮れる。あれこれひねくりだすとどこかにアンバランスが生じている。今度の場合もそうだ。小さな竹薮を相手に20分余りひねくり回していたことになる。標題写真に選んだのは、一番最初に何も考えずに撮った1枚である。結局、単純ないちばん力がない写真を選んだことになる。
ひねくり回した何枚かを見てもらおう。まず写真A。竹藪の中へ入って1枚。以前は荒れていてこんな写真は撮れなかった。竹のシルエットが強い。しかし三上山と手前の松が妙な重なり方をしている。せめて重なりを半分ほどと思っても、こちらの竹があるからカメラは動かせない。写真B。竹薮から離れた。竹が小さくなった分、山は大きくなった。当然、松の木も同じように大きくなる。最後に写真C。右後へ移動した。松の木は半分だけ左へ寄った。それはよかったが、2枚目でも気になっていた竹の影が大きくなった。ということで選んだ標題写真はというと、竹の影は小さくなったが、力強さという点では最低。どうかなー、写真Aのほうがよかったかなー。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 06:58│Comments(0)
│山・写真