2016年11月08日
午後の光

菩提寺の「みどりの村」交差点。体感的にはT字路でしかないのだが、地図を見るともう1本細い道が続いていて、十字路をなしているという不思議なところである。その十字路の三上山側、田んぼになったり、畑になったり、コスモス畑になったり、ときによって表情が異なる。毎日見ているわけではないので大きなことは言えないが、ここのところは放置されているのではないかという感じ。その手前、ただの空き地というイメージの広場に、柿の木が2本だったか3本だったか。葉っぱがいっぱいついているのに、実が一つもついていない。まさか人間が1つも残らずもぎ取ってしまうとも思えないし、これもまた不思議な風景である。
そういう動きのない風景を前景に、奥に建つ数軒の住宅。そんなアンバランスに思わずカメラが向いた。雲一つない青空から射してくる午後の光、それ受けて存在感を示す住宅群。特に右に重なるように並ぶ2つの三角形が印象的だった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:21│Comments(0)
│山・写真