2016年12月20日
野洲川歴史公園

昨日見てもらった「広い風景」で左のほうに見えていた木立のところである。といってもいまこの画面で見えている木々が、昨日の写真に見えていた木立というわけではない。それはこの画面右外、かつての堤防が残っている稲荷神社の森である。いまカメラが立つところは、かつての旧北流河川敷跡、サッカーのグランドに取り囲まれた野洲川歴史公園の中。意識しなければそこがかつての水防の難所であったことはわからない。しかし付近一帯の地図、航空写真を見ると大きく蛇行する流れのあとが見えてくる。
今年もあと旬日となった日、振り向けば比良山の稜線に白雪が細く見える。三,四日前の寒波で山麓近くまでかぶった雪が、さっと解けてしまったのだろう。ところどころに残る黄葉を除けば、冬を通り越して早春を思わす風景だった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:27│Comments(0)
│山・写真