2017年09月02日
木が伸びた

地球の森、正式名称は「びわこ地球市民の森」という。遊歩道の橋はみな木製であるが、この橋だけはコンクリート製の半恒久的な橋。真ん中あたりはおそらくこの公園中で最も高い点であろう。いま、そこに立って三上山が見えにくくなっている。たとえばこの写真、2013年4月の撮影。いまから4年前、左の欄干に通行止めのロープがぶら下がっている。この橋ができて直後の撮影である。このときは三上山はいうに及ばず、左右の山がすべて見えた。
もう一か所。橋から見て右前方に、小高い山があった。山そのものはいまもあるが、木に覆われてそこに立っても見通しはきかない。実はこの山の上からも展望が効いた。「ふるさと富士サミット」が開かれた前後だったから2007年ごろの話である。この写真はそれから2,3年後、木が植わりだして、これはいかんと慌てて撮ったもの。三上山を撮りだして40年、結局風景の変わり目を撮り続けてきたことになる。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:18│Comments(0)
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