2017年09月30日
この辺だったと

もう1枚、昨日の写真とよく似た条件、いやもっと具合の悪い一枚がある。刈り終わったあとの田んぼの中、左は森に隠れ、右半分はハザ掛けのワラで隠している。見えるのは頂上部だけ。撮影メモは”1978年12月・守山市三宅町”のみ。辺り一面の田んぼの中で、その後の変化は予想すらできず、これ以上メモのしようがなかったのだろう。
そして今、右の建物が守山市民ホール。目の前が駐車場、長く砂利敷きのままだったがきれいに整備されている。山に重なっている遠くの建物が成人病センターの旧館。左に半分見えるのが新館。左の林の向こうが守山市民体育館・守山市民運動公園。そしてカメラの後ろがテニスコート、新しく整備されたらしい。これで30数年前の写真の撮影位置がここであるといっても、誰も信用してくれないだろうし、撮影者である私自身も”この辺だったと思うんですがね”というのが精いっぱい。証明のしようがないのである。現在の写真を拡大すると、右に雌山の一部が見える。昔の写真にこれの一部でも見えればまだ話のしようもあるのだが。
写真ステージ 「近江富士」
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■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 12:31│Comments(0)
│山・写真