2018年02月05日
灯台の怪

堅田港である。堅田漁港ではない。漁港の南はずれにある小さな港で、地図で見ると槍の先を思わすようなまっすぐに伸びた桟橋が見える。観光船用に使われていたらしいが、いまは使われている様子はない。そういう意味では旧堅田港というべきか。細い河口が港になったようなところで、湖岸沿いを走る道もそこだけは枡形のように折れ曲がっている。
これは陸地の最先端。そこから桟橋につながっているというぎりぎりのところで柵にくっつくようにして撮った。場所ははっきりしている。GoogleMapで撮影場所をクリックすると、その場所と三上山を赤い直線がつながるようにセットしている。その直線と写真に写った風景とを見比べることで、撮影場所の勘違いなども確かめられる。いま文を書きながら、地図でその作業をやろうとしたのだが、灯台が立つ突堤がないのである。そんなはずはない、場所ははっきりしている。どう考えても間違いはない。ひょっとしてと、地図を航空写真に切り替えると、ちゃんと写ってました。地図にはその部分が欠落していたというわけである。
◆三上山のてっぺんから太陽が昇るのは何日でしょう。2月4日、2月5日。両方並べて見る。電柱のすぐ左から出る日です。当日の晴天を祈っています。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 10:14│Comments(0)
│山・写真