2013年10月28日
褐色の秋

野洲市比留田、家棟川と日野川が最接近するところである。その堤防上から手前にある家庭菜園越しに見たところ。
台形に横たわる妙光寺山の奥から三上山が上半身を見せている構図だが、その妙光寺山の右端が、下りにかかるところから、奥の金勝山地が上りに向かう。その勾配が上下対称に見えるのが特徴である。中秋というより晩秋に近い日の夕刻、風景全体が褐色に広がる。
堤防そのものはたかだか3,4m。決して高いものではないが、それでもそこから撮れば水平線は高くせざるを得ず、地表から撮れば、山より上へ持ってこれる柿の木などが、下に沈んでしまう。高所からの撮影の難しいところである。
写真ステージ 「近江富士」
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番外編:八ヶ岳東山腹


Posted by 八田正文 at 08:17│Comments(0)
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