2013年12月24日
旧北流跡地

休日だったので作業は完全休業。誰に邪魔になるわけでもない。住宅地内を歩いてみた。写真の木はかつて北流の堤防に生えていた木で、ここが野洲川北流跡地であったことを示す生き証人である。いつ伐採されるかと心配していたが、ここまで残されたということはもう切らないということだろう。手前の敷地が何になるのかはわからないが、仮に個人の住宅になるとしたら、落ち葉の問題で苦情が出て、いずれは切られていまう運命にあるのだろう。
奥の工場は別にして、いまはこうして三上山とで絵になっている。しかし宅地内の道路を見ると、昔の城下町でいう枡形が方々に取ってある。車の通り抜けを防止するためで、新しい住宅地はほとんどこの形である。これで住宅が建ってしまうと住宅地内からは三上山は無縁になってしまう。中央にどーんと三上山に向いた道路を通し、そこを通れば真正面に山が見えるというデザインは夢なのか。
写真ステージ 「近江富士」
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■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:28│Comments(0)
│山・写真