空地なればこそ

16日(土曜日)、浜大津で行われた「琵琶湖フォーラム」という催しに参加してきた。左はその途次、京阪浜大津駅橋上デッキからの撮影。いうまでもなくビアンカの後部と三上山。
こんな写真が撮れるのも、浜とのあいだにご覧のような広大な空地があればこそ。眼下を走る県道18号と琵琶湖汽船までの空き地である。浜までの距離250m、港まで行ってしまうと船が大きくなりすぎて山がどこにあるのか分からなくなってしまう。こんな場所にどうしてこんな空き地が・・・と不思議だが、この不思議が景観を作っている。欲をいえばさらにこの倍あればいうことはないが、それは無理というものだろう。このまま、このまま、余計なものは何も要りません。ましてや妙な建物など建ててはいけませんぞ。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば
木曽どのを したひし山吹 ちりにけり

