北沼沢

湖岸道路の長命寺と岡山とのに「湖岸白鳥川」という交差点がある。そのそばにある内湖、北沼沢から見た三上山である。前回来たのはいつだったか、ちょっと記憶がない。行ってみて驚いた。内湖全体に藻というのか水草というのか、知識がないのであやふやな言い方しかできないが、とにかく全面がそれで覆われているのである。まさかこれを標題写真に使うわけにはいかなので、ちょっとでも湖面の見える写真を使ったというわけ。これでも手前の方は水草である。
9月に八幡山に上ったとき、たまたまこのあたりを撮影していた。それがこの写真である。どーんと大きな山が岡山、一番手前の川筋が白鳥川。画面右端が「湖岸白鳥川」交差点。そこから湖岸道路が岡山に向かって伸びる。北沼沢が中央に見える。拡大してみる。何の意識もなく撮ってきた写真だが、ほとんど全面が緑の水草に覆われている。中央の一部分が空を映してるが、そこが標題写真できらきら光っているところである。
実はこの北沼沢、以前は小ぢんまりとした美しい内湖だった。残っているいちばん古いのがこの写真(1981年8月撮影)、確か淡水真珠の養殖をやっていたとかで、水の攪拌機が作動していた。もう1枚(2005年5月)。いまここで新旧4枚の写真を見てもらったが、ホンマにこれが同じ場所かと首を傾げる方もあるはず。その証明は明日。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by
八田正文
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09:41
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