ネコヤナギ
野洲市須原ネコヤナギのこの状態は何というのだろう、”咲く”でいいのだろうか。そもそもこの銀色に光るのは花なのか。
風が強い日で、ノボリが引きちぎられるように揺れ、涙がぽろぽろこぼれ落ちた。見渡す限り何一つ植わっていない農地の先に成安造形大学からやって来た黄色の人形が小さく見えた。なぜか懐かしさに誘われた。顔も上げられないまま、川沿いの畦道を下を向いて歩いた。何かにぶつかった。何回か歩いた畦道だが、こんなところにネコヤナギが生えていたかなー。
黄色い人形が座っているのはこの先である。
写真ステージ 「近江富士」
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