横に並ぶ

JAおうみんち近くの農地、旧野洲川南流跡地である。ここから浜街道を越えて琵琶湖側が地球の森という勘定になる。いつもこの時期になると横一線に並ぶ桜の木が気になる。桜の木や手前に植わっているものに目が行ってしまうと、ついつい山が小さくなってしまう。標題写真は桜から離れて立った場合だけど、手前の風景ががらりと変わる。
事前にこのようなことを頭に入れておいていざ本番となるのだが、前後の風景ががらりと変わって見え、いまだに満足なものが撮れたためしはない。難しい場所である。何が難しいのか。結局、桜が真横に並ぶことかな。
写真ステージ 「近江富士」
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