日野川・野村橋付近

日野川右岸野村橋付近。前方に見えている橋がそれ。湖岸道路から直線距離で1.3Kmほど上流の場所である。橋は一見、トラス橋に見えるが、それは手前にかかっている水道橋。
こうして見ると、橋以外には一切人工的なものは写っていない・・・ように見える。が、実際にはそうではない。川そのものが人工。現在の日本で、人間の手にかかっていない原始の川があるはずはない。ここもかつては樹木が鬱蒼と茂る状態だった。改修工事によってこのような風景になった。右にちらっと見える木はその後に生えたもの。定期的に伐採されている。大変な仕事である。
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日野川河口

日野川河口、湖岸道路日野川大橋上から上流側を見たところ。上流真正面に三上山が立つという構図である。この場所は、簡単にいえば三上山の真北に当たり、正午前後に太陽が三上山の真上に来る。真冬、太陽が低いころには、水面がキラキラと光る。
三上山はその手前に横たわる妙光寺山の奥から上半身を見せている形だが、お分かりいただけるだろうか。妙光寺山の並び、すぐ左に田中山、すっと左手に城山の傾いた台形が見える。田中山の奥の高い山が石部の阿星山。手前左端に、昨日の白い家が2軒、並んでいるのが見える。
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白い民家

湖岸道路から日野川右岸、堤防上の道路を走ると、道沿いに白い明るい感じの民家が2つ並んで見える。通る度んびに気になっていたが、道路からでは三上山がヤブの影になったりしてどうにも絵にならなかった。
ところが湖岸道路の日野川大橋を歩いていて、その民家と三上山がうまく収まるアングルがあることに気がついた。右端にちらっと見えるのが日野川の流れである。
橋の上でカメラを構えるときには、絵に影響がない限りは橋脚の真上に立つことにしているが、このときはそういうわけには行かず離れた位置に。車が通るたびに橋梁がぶるぶると上下にゆれた。ブレが収まるのを待っているとまた次が来る。
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オニユリ

日野川右岸湖岸道路から1つ上流の477号野村橋までの間、白線もなく正式な道路としては認められていないらしいが、クルマは楽に通行できる。北の方から湖岸道路を帰ってきた場合、ほとんどここを利用する。前方に三上山がみえて、気持ちがいい区間である。
ここは2つの橋のほぼ真ん中辺り。道沿いにヤブがあって堤防の下に民家がある。そこにオニユリが咲いていた。毎年咲いているのだろうが、今年初めて気がついた。こういう場合迷うのはピント、花か山か。あれこれやっていたら、下の民家で犬がほえだした。怪しいものではございません・・・。中庭へ出てきた家人がまぶしそうに手をかざしてこちらを見上げている。一応頭は下げたが、落ち着いて撮ってられない。ハイハイ、そんなに吠えないで、決して怪しいものではございません・・・。
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竹生口交差点

定点撮影をしている竹生口交差点である。画面右外、野洲市竹生でリバーサイドタウン大規模住宅地の開発が進んでいる。それに伴って竹生口交差点付近で旧北流右岸の堤防が撤去されている。
今重機が動いている辺りがかつての堤防跡。以前の状況を文章で書くのは難しいが、カメラの場所が旧北流堤防跡の一角。ここから階段を下りて、工事の人が歩いているところまで下り、そこからもう一度階段を上って堤防跡へ。信号の辺りで平地へ下っていた。堤防上のルートは通学路になっているはずで、夏休み中の工事ということだろう。
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トウモロコシ

大山川畔、さくら緑地駐車場そばの家庭菜園。トウモロコシが植わっており、その穂先にトンボが1匹、先ほどからじっと動かない。これは面白いと近づくとクルマが邪魔になる。どうして隠そうかととまどっている間に、飛び去ってしまった。
トンボはいったん飛び去ってもまた元に戻ってくることが多い。それを待ったが戻ってこない。この暑いさなか、長時間待つ勇気はなかった。
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早くも8月

いつの間にか8月。これからが早いんだなー。あっという間に夏休みが終わって(といっても今の私には関係ないことだが)すぐに正月がやってくる。
天気が定まらない。各地で集中豪雨。例年より早く梅雨が明けたというが、実際にはまだ梅雨の末期なのだろう。南から湿った大気が入り込んでいるとかで風景が霞み空が白い。こんな時は遠くへ行ってもだめだ。南桜へ行ってみる。早くも稲の穂が頭を垂れ初めていた。田植えから3ヶ月。成長の早さに驚く。
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