知らぬ間に

今年の展覧会期間中(2日~7日)は、大気の状態が不安定でよく雨が降った。特に夕方、雷を伴う強い雨に悩まされた。さいわい美術館から駐車場までの道では降られることはなかったが、閉館間際や帰途の車中、カサがあっても歩けないほどの雨に見舞われた。
これはそんな日の翌朝(9月5日朝)、先ほどまで降っていた雨が止んで、山の中腹で発生した雲が斜面を上っていく。刈入れが終わった田んぼが濡れそぼり、水がたまっている。場所はおなじみ、我が家から新幹線をくぐった野洲市三上の田んぼの中。美術館への途次、数枚の中の1枚。正直なものでこれで美術館到着がいつもより約10分遅れた。
写真ステージ 「近江富士」
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