電柱不揃

きのうと同じ朝鮮人街道のサクラである。ただし、きのう田んぼ側からの例としてあげたものは、直線区間の南半分。野洲市永原に近いほうである。それに対してきょうの写真は北半分、小南に近い。ちょっと注意して見てもらえばわかるが、三上山の真下あたりから左端に向かって、堤防が徐々に高くなってきている。家棟川の堤防に向かって高さを合わすためである。で、撮っている今の場所は家棟川の堤防。目の前の田んぼより随分高い。
三上山を高く大きく捉えようと、頭の中で考えてやってきたのだが、ご覧のように電柱が並んでいる。これは計算外だった。見ていなかったのである。確か南半分にはなかったぞ。どないなってたのかと、念のために帰りによくよく見ると、南北に分けたその境から続いていた。でもいいね、この電柱、高さも不揃いだし、好き勝手に傾いて、懐かしさすら感じる。
写真ステージ 「近江富士」
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