農地消える

湖南市菩提寺のみどりの村交差点である。カメラの後ろ、道を渡ったところにコンビニがある。近くには銀行やスーパーがあり新しく開発された住宅地内の中心的な場所だが、三上山を望むこの方位だけが長く農地として残ってきた。ところが昨日現地へ行ってみるとこの通りである。田植えが終わったのどかな風景をイメージしていってみたのだが、雑草が生い茂るこんな調子である。
画面奥、三上山の左裾に森が見えるが、さらにその向こうには例の大山池があり、夏の初めのこのころは夕日を撮りによく通ったところである。その行き帰りに必ずここを通っていたのだが、池を前にした夕日に心が走り、ここでカメラを構えたのは、5,6回に1回ぐらいだったろうか。こんな状態になるのなら、もっと早めにしっかり撮っておくべきだったと反省しきりである。
写真ステージ 「近江富士」
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