冬にまた

梅雨空、この日どんよりと雲ってはいたが、見通しが利いた。長浜バイオ大学を過ぎたあたりで湖岸の駐車場が新しく整備されていた。浜には樹木が多いのだが、三上山そのものは遠く小さい。その上に地球が丸いことによる沈み込みがプラスされ、どうしても木が大きくなり過ぎる。いちばん貧相な木を探してこれだった。
この場所、思いかえしてみるとその昔、あいあい滋賀に『三上山物語』連載していたころに、白鳥を前景にして絵を作ったところの近くだった。これぐらいの小さいものだと望遠が使えるから何とかなる。冬場、水鳥の多いころが狙い目、いまはどうにもならない時期だった。
写真ステージ 「近江富士」・・・鳰の浮巣・「ヒナ誕生」UPしました。
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