山の背比べ

水口スポーツの森を越える国道307号から。手前のブルーは陸上競技のトラックである。茶色が一般的なのに不思議な色だ。それはさておきここからも左に菩提寺山、右に三上山の並びが見える。神がたわむれに引いた背後の稜線(比叡山から比良への稜線)が2つのピークをかすめるのが面白い。そしてこの2つ、どちらが高いか。これは三上山だろう。定規を当ててもらえばすぐに結論はでる。
三上山は432m、菩提寺山は353m。ここまできてやっと高低の関係が実際の高さに合ってきた。しかしその比率が一致するかというとまだまだ。それを求めるには無限の遠方まで行く必要がある。それも地球の表面が無限遠まで完全な平面としての話。実際には地球は球である。2つの山の高さの本当の割合を見ることは地球上にいる限り不可能だということになる。それが見えてどうなるわけでもない。こんなこと書くつもりはなかったのだが。
写真ステージ 「近江富士」・・・鳰の浮巣・「ヒナ誕生」UPしました。
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