ケロヨン

麦畑のそばにケロヨンがいた。今の若い人にケロヨンがわかるのだろうか。しかし、そんなことはどうでもええ。この文章を読んでくださるぐらいの方なら、みなさんご存じのはず。資材置き場に無断侵入して勝手に撮っているのだから、まずはお許しを。表示の看板には野村石材とあった。場所は栗東市六地蔵、旧東海道のそば日向山登山口前である。
それはともかく、麦畑にカエルは似合わない。カエルには田んぼ。とにかく水が張られた直後の鳴き声はすごい。今は住宅が増えてあまり聞こえなくなったが、引っ越してきた直後のころは夜窓を開けておくとやかましいぐらいの大合唱が聞こえてきた。バックが水田に変わった時にもう一度と思うが、その時までにこのカエルがここにいるか、その時に私がここへ来れるかどうか。諸行無常。
もうひとつ「人」の字をテーマにした作品。こちらを標題にしようかとも思ったが、右側の井形の枠が強すぎて…。
写真ステージ 「近江富士」
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