木の間から

同じ公園内である。標題も同じ「木の間から」。タイトルを考えるのが面倒くさいからというのが本音だが、別の見方をすると、やむを得ないことだと理解してもらえるかもしれない。というのはこのような木が多い公園内だから、適当に木と木の間からランダムに山が見えるのだろうと思われるかもしれないが、そういうわけではない。見える道筋があるのである。
以前、青春切符で富士山を見に行ったことがある。どこへ行けば見えるのか。時間のことがあるからあまり込み入ったところへはいけない。結局富士川の川岸を選んだ。正解だった。富士山ぐらいになれば、町中からでも見えるだろうが川筋には勝てない。きのうの撮影位置が旧北流の流路跡。きょうの撮影位置は三上山を見ながらそのまままっすぐバックした旧河川敷跡だった。結局は昔の川筋の上に引いた1本の線上を前後しているだけということになる。
写真ステージ 「近江富士」
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