真正面富士

15日から1号バイパスを三上山に向かって走ってきた。その間ずーっと菩提寺山が左側に並んでいた。そのあと菩提寺山の手前でバイパスは左へカーブ、石部頭首工を越えて栗東市の山間へ去る。道はそのあと県道27号へ戻り菩提寺山を半周、名神の下をくぐって野洲市側へ出てきたところである。地形的に言うと、名神をくぐったところで田んぼより数m高く、そこから南桜の信号へ向かってなだらかな勾配を下る。真正面に三上山の主峰が立ち、初めての人はあっと息をのむところである。
以前、『あいあい滋賀』の”三上山物語”で、真正面富士をいくつかとり上げたときにも、読者の方から、”南桜の県道もいいですよ”とアドバイスをいただいた。百も承知だったが新聞に載せるには電柱が目立って躊躇した。右に見える桜の木、その下を旧道が通る。今年4月16日の標題写真、こちらの方が電柱の影響は小さいようである。
写真ステージ 「近江富士」
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