沖島の後ろへ

さあ今年も秒読み、余すところ24分の1となった。
写真は高島市新金丸橋から。何度も出てきているので、ああまたかとおっしゃる方もおられるはず。小さな入り江をまたぐ橋の上からの撮影で湖面を見下ろす形になる。昨日の萩の浜からの移動距離4.5Km、三上山が沖島の右端とが重なっている。沖島と三上山との間に湖岸道路の岡山が見えたり、結構複雑な重なり方をするところである。
念のためもう一度確認すると、一番手前に沖島、その奥が岡山、その奥が三上山という順である。自分が動くとき、遠くにあるものは自分と同じ向きに動く。湖岸道路を三上山に対して左へ300mほど進んで、舟木郵便局の近くまで行くと、それがはっきり見える。三上山は左へ動いて沖島の後ろへ隠れようとする。
問題はここからである。以下明日。
写真ステージ 「近江富士」
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同じところで

昨日の場所から小川を渡ってB&G海洋センターの前へ移動する。その間湖岸線でいえば50mほど。昨日の写真では手前横一線に並んでいたヨシがなくなった。ヨシが悪いというわけではないが、横一線が何となく気になっていた。その代り右側に盛り土が出てきた。もう少し右へ寄って小さくすることはできたが、その奥の岬と同じ大きさになるのも妙なことになるかと躊躇した。こうしてみるとやはり大きすぎたか。
三上山を含めた遠くの風景は全く変わらない。ただし、基本的に大きく変わったところが1か所ある。手前の岬と三上山の距離。岬が三上山から離れたというべきか、遠くの風景が左へ移動したというべきか。
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頭を出して

所用で今津へいったついでに湖西の北部を回ってみた。萩の浜水泳場の少し南に当たる地点。大阪市琵琶湖青少年の家が建つあたり。右に見える黒い岬が白髭浜のカーブ。小さく道路標識のシルエットが見える。
左後ろに見える高い山が石部の阿星山、右が金勝山系。湖西から三上山を見るとき、そのてっぺんが金勝山系の稜線の下へ沈んで見える場合が多い。やっぱり山は稜線から頭を出してこその存在感である。その点ここはありがたい。
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中洲

野洲川天満大橋の中ほどから。橋の幅は2車線。歩道はない。でも車はたまにしか来ないから、注意さえしておれば特に支障をきたすようなことはない。
こうしてみると2本の川が並行して流れているように見えるが、実は真ん中に中州ができているだけ。自分が左へ動いた分サッカー場の森が右へ動き、うっかり見ていると中州にあるように見える。
中洲といえば右端に見えるメタセコイヤは中洲小学校の校庭に立っている。まさかこんな中州から小学校の名前がつくはずはない。野洲川の語源は「八洲川」ともいわれ、中州が多かったことによる。中洲小学校は当然、村か町の名前から来たのだろうが、かつての北流,南流に挟まれた中州という意味だったのだろう。
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小浜町?

野洲川天満大橋左岸畔である。堤防上から上流側を見たところ。こうしてみると堤防上では離合はともかく車1台は楽に走れそうだが一般車両通行止め。右下を流れるのが幸津川川。画面右端に見える背の高い木が中洲小学校のメタセコイヤ。年末にはクリスマスツリーになる。そう言えばもうそのシーズンだ。今年もともされるのだろうか。
左端に1つ上流の幸浜大橋が見え、その向こうにサッカー場の森が見える。「幸浜大橋」は、幸津川町(左岸)、小浜町(右岸)でよくわかる。天満大橋がわからなかった。よく見ると、左岸畔にお宮さんらしきものが見える。いうまでもなくそれが天満宮だった。
最後に、撮影場所は左岸だから当然幸津川町のはずだが念のためと思ってGoogleMapで確認してみると、「小浜町」と出る。ナニ?。念には念を…ということで、滋賀県道路地図でも確かに小浜町。いわく不可解。川ができる前からの境界か。
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この広い田んぼの中で

11月22日のこと、いつも使っていたグーグルマップで突然緯度経度が取得できなくなった。いろいろと調べてみたら、その日からバージョン2のサービスが停止されたとのこと。予告はあったのだろうが、当方としては寝耳に水。昨日やっとバージョン3で自分が使いやすいプログラムが動き出した。地図の1点をクリックすると、住所が一発で出てくる。V2時代にもあったのだろうが・・・、時代遅れやったな。
気を良くして、ふつうは住所をつけるのに苦労をする田んぼの中へ出ていった。さあ今日からは住所を探すのに苦労はないぞ。場所はラフォーレ琵琶湖の近くのナシ園の裏。田んぼの中だから住所がわかるようなものは何もない。さて幸津川か今浜か。グーグルマップではこんなところをどうして見極めるのか。クリック。出てきた住所は、「滋賀県守山市 湖岸道路」、なーんや。それは湖岸道路に違いはないだろうが、それなら琵琶湖一周全部が湖岸道路でしょうが。
とはいうものの、クリック1つで、世界中の住所がわかる。すごいもんだ。
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太陽光発電

国道8号野洲川大橋下流の右岸。河川敷が運動公園になっていて、夏には花火大会などが行われる。堤防から三上山を見る場合、工場などが立ち並んで写真にならないと決めつけていたところである。ところが今回そこへ行ってみて驚いた。かつて二重堤防になっていたというその間の空き地が整備されて太陽電池が設置されていた。これはこれで現代の絵である。
実はこの場所、私自身が行こうと思って行ったわけではない。毎日放送の「ちちんぷいぷい」という番組の正月特番で、午年にちなんで栗東のトレセンから近江八幡の加茂神社まで20Kmを歩くという。その途中でかく申す私と出会うというお決まりのストーリー。普通なら御上神社近くの農地でというのが定番だが、今回のプロデューサー氏は、野洲川の右岸を歩きたいという。そこは工場があってだめですよといってもあきらめずに、一度現場へ行ってみたいという。そんなことがあってこの風景に出会ったという次第。何ごとも決め込んではいけませんな。
下の2枚は過日4日に行われたロケーション風景。おまけに1枚。ついでにもう1枚。
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湖西道路から

湖西バイパスが近江舞子を越えて北小松の湖西線交差近くまで延びた。
白鬚神社あたりから南下してきて湖西線をくぐったところで、旧国道から離れ右手へシフトして山側へ上る。眼下に棚田が広がりその向こうに琵琶湖が見え出す。正式な駐車場ではないが、左側にクルマが数台ずつ止められる路側帯が2,3カ所ある。あまり大きな声ではいえないがそのうちの1つにクルマを止めて撮ったもの。まあ、ここからも見えますよという記録だけの写真である。
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