下之郷遺跡

下之郷遺跡、およそ2200年前、弥生時代中期の環濠集落遺跡である。手前に見える小川のような流れ、これが集落を何重にも取り巻いていたとか現場の案内図によると、この遺跡では第2、3,4環濠の3本が出土しているという。この案内図において、三上山は画面左遠方にある。カメラは第3環濠と第4環濠の間の土塁の上から第4環濠を前にした構図である。
写真を見てわかるとおり、周囲に新しい住宅が増えている。前方に現役の田んぼが見えるが、これも何時まで持つか。これがなくなればここからの三上山はなくなる。
写真ステージ 「近江富士」
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