津田江

烏丸半島ハス群生地のすぐ南に位置する入り江である。びわ湖との間にいくつかの水門が並び、湖岸道路がその水路を橋で渡っている。
この入り江の風景が最近変わってきたなと感じていたが、きっちり確かめることができていなかった。先日久しぶりに行ってみて、その変化を実感した。対岸に木が増えたのである。たとえば2004年5月撮影のこの写真(写真集『近江富士まんだら』所載)、対岸に樹木は見えるが隙間が多く、特に西から日が当たる午後の時間帯では白い建物が目立っていた。それから10年、ご覧のように樹木が増えた。
2004年の写真、左端に樹木が見えて電柱が建っている。そのころまでは入江の左側(ハス群生地に近いほう)には樹木が多いが電柱も多いという状態だった。右のほうにも樹木が増えたらいいのに…と思った記憶があるが、いつの間にかその状態になっていたわけ。
写真ステージ 「近江富士」
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