春を待つ

冬といえばいいのか、早春といえばいいのか。昼間の気温も1桁の前半どまり。雲が切れて、パッと日が射すと間違いなく春の光だが、それが陰ってしまうと掘りかえされた畑はまだ冬の色。
ここは守山市明富中学校の前。見えている集落が水保町。かつての野洲川南流、いまのびわこ地球市民の森に沿って北西から南東へ長く続く。大きな民家の屋根に、何日か前の雪が残っている。西というより北西に面しているといえばいいのか、立春に近い太陽も、まだここまでは届かないらしい。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

