松の木と並ぶ

平湖へ行く度に見る風景である。大きなマツの木の下にちょっとした塚がある。現場まで見にいったが、よくはわからなかった。ど真ん中の電柱とマツの木に隠れたネットが気になる。いまの世の中、電柱の1本や2本は簡単に消せるが、こと三上山の写真に関しては記録だと思っているからそれはしない。マツの木を右へ持って行く手もあるが、ガレージ風の倉庫があって、窮屈な絵になる。
そのあと集落の中を少し北へ歩くと志那漁港へ出た。さらに隣の公園へ、例の灯台が立っていた。三上山を撮りだしたころに一度来たことがある。琵琶湖を前にした風景で、これは三上山とは合わないとあきらめたところだ。いまは湖岸道路が通ってその手前が池になっていた。

◆けさの太陽。8時02分。ふと覗いたら太陽が三上山の真上にあった。そのときは真上のつもりだったが、PCで見てみると1分ほど早かったようだ。調べて見たらきょうが三上山の真上からの日の出(2月07日)から数えて15日後だった。半月でこれだけ高くなったことになる。いずれにしても深い意味はない。ふと思いついて撮っただけ。
写真ステージ 「近江富士」
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