南善坊から

福井での大雪が始まってから、比良山の雪が鮮やかである。去年から気になっている坂本・南善坊のパノラマ展望板の撮りなおしに通っている。きょうは絶対大丈夫だと行ってみると、さほどではない。鈴鹿の山など何とか見えるが、これでは話にならない。毎回こんなはずじゃなかったと頭を傾げている。
琵琶湖の東から見ると比良の雪は本当に見事に見える。しかし冷静になって見直してみると、これは白なるがゆえの見え方らしい。たとえばそこから左の方比叡山に続く山なみはべちゃっとして、平面的に見える。本当に空気がクリアーな時は谷筋のニュアンスが見える。どうやら比良山の雪にごまかされていたらしい。
◆けさの日の出(2月9日)。何が起こるか分からないからと、7時20分からスタンバイ。木の間からの光が見えたのが7時34分。これは注意してみなければ見逃してしまう。7時36分。例の欠け込みのすぐ左。天気予報では明日は怪しいらしい。
写真ステージ 「近江富士」
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