雲おどる

昨日、台風11号、四国・近畿横断。各地被害台。幸い当地は大事に至らず。ありがたき次第。夏台風は秋のそれとは異なり、「台風一過」と行かないところがつらいところ。今日からまた暑さがぶり返すという。
この写真は1959年8月、蝶、大滝、常念を縦走しての帰り、東海道線の車窓から見た湖東平野の水害の状況である。撮影場所不明。淡い記憶から彦根近辺ではなかったか。下り線の左側(山側)の車窓から撮っているのだが、もう1本線路が見える。どこかの駅構内の引き込み線のようにも見えるが、ひょっとしたら、近江鉄道の線路かも知れない。
もう1枚。大きな川が決壊しているところ。いまの琵琶湖線に乗って、確認すれば場所の同定はできると思うが、まだできていない。
最後にもう1枚。上と同じ場所のようにも見えるが、別の場所のようにも見える。これは車窓から遠景の大きな山を頼りに探せば分かるかもしれない。上の写真とこの写真が同じ場所だとすれば、撮影順はこの写真のほうが先になるはず。いまからフィルムをひっくり返して確かめるほどの根気はない。
もう1枚おまけ。増水した疏水を渡る京都市電伏見線。
詳しくは写真ステージ 「近江富士」サイト「昔語り、山旅・穂高から三上山まで」をどうぞ。
標題の写真、日野川大畑橋右岸畔から。緑がきれいである。
写真ステージ 「近江富士」
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