絵の高さ

絵の値段ではない。絵を描いた場所の高さである。「低山歩きとスケッチのKEN」というHPがある。KENさんとは10数年来の知り合いで、わたしのHP制作の師匠でもある。最初のUPのとき、我が家へ駆けつけてくれてほとんど一人でやってくれた。そのKENさん、まあとにかくまめにスケッチに出かける。10日ほど前に、野洲市長嶋からのスケッチが載っていた。以前、この「日乗」でも取り上げた場所ですぐにわかったが、ふしぎなことにKENさんの絵の方が視点が高い。JR篠原で降りたとの文章が添えられていたので、電車の中からかと思ったがどうもそうでもないらしい。(参考までに、農道から撮った写真)
とにかく一度現場へ行ってることにした。行ってみてはじめて気がついた。JRの線路沿いに光善寺川堤防への上り道があった。おおよその場所は間違いないと思うが、KENさんの絵では農道に立つ電柱が2本になり、右外に見える長嶋神社の森が入っていた。私が撮った場所より下へ降りて描いたのか。私のカメラの目より、KENさんのほうがワイドのようである。
当該の絵はHPのトップにUPされていたが、いまは京都・鴨川の絵に変わっている。スケッチのデータを事前に借りておけばよかったのだが、いま急にこの文を書きだしたのでそれも不可能。多分6月のスケッチとして、整理されて復活するはず。注意して見てくださったら出てくるはず。
写真ステージ 「近江富士」
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