お旅所・補遺

「もうちょっとバックできればいいのけど、後が田んぼでそれができない」。きのう最後の文章である。書いてから気になりだした。昨日のままだと石灯籠の写真であって三上山の写真ではない。確かに後ろは田んぼだった。バックしたかったがそれができなかった。それは間違いない。しかし田んぼの広さは無限ではない。だとしたら、田んぼの向こう側へまわれば可能性はゼロではない。もう一度行ってみよう。それでだめなら仕方ない。
そのまままっすぐバックすることは無理だったが、迂回すれば行けそうだった。畦道があって細い踏跡もついている。年齢とともに足が怪しくなってきている。クローバが咲いている畦道を慎重に歩いた。田んぼ1枚分バックしたのがこの写真。この背後は建物、これがぎりぎりの構図だった。
写真ステージ 「近江富士」
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