堤防が消えた

旧南流堤防700mほどの中ほどである。こうしてみると堤防が消えたといえるかどうか。下の麦畑を基準にすると堤防がないとか、消えたなんてことは義理にも言えない。それでも走ってみると結構楽になったなと感じるのである。
たとえばほぼ同じところから撮った以前の姿。白い車が走っているのが旧堤防のトップだった。そこを左へ延長して円形の民家の高さを見るとほとんど2階建ての屋根の高さに相当する。今の状態はと見ると1階と会の境あたりというところだろうか。もう1枚、旧堤防上から見たところ。木立の少し奥から下りということで、自分の身長を考えてみると視界は下向きということになる。そういうことを勘案して堤防の高さはやっぱり2階の中ほど、から少し上ということだろうか。結局、削られたかさはたかだか1mちょっとだと思うが、それが大きいのである。視界が広がったことは確かである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

