逆光の紅葉

10日ほど前の写真だから、今ごろは葉が落ちてしまっているかもしれない。国道477号、兵主大社前交差点から近江八幡の方へ300mほど進んだところ。GoogleMapでは何も記載されていないからただの田んぼに見える。しかし航空写真に切り替えると国道のカーブによって、元の農道との間にできた空き地が見える。その一角に生えている木である。
太陽を背にして見ると見事な黄葉だった。日野川の写真を撮って帰りに寄ってみた。考えてみれば当たり前のことだけど、葉っぱがすべて逆光で、反対側から見た輝きはなかった。じゃいつ撮ればいいのか。おそらく三上山に向って撮る以上、秋のこの時期、一日中のどの時間帯でも無理だろう。tobe or not tobe、使うべきか使わざるべきか、撮影後10日も放っておかれた理由である。
じゃどうしたら使えそうなものになるか、結局、葉が落ちてしまったところかとも思うが、そうすれば右に見える白いドラム缶が目立って来るだろうし。最後は冬の朝、霧が出た時間帯か。しかしそれもマンのもんだし。日の目を見るのはいつことか。そう簡単な話ではない。
写真ステージ 「近江富士」
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