わからない風景

世の中にはわけのわからないことが多い。遠くから見たときには、立派な柵があってさぞや瀟洒な住宅がと思っていたが、近づいて正面から見るとただの空き地。マリーナ雄琴近くの湖岸である。そもそも住宅とセットだったものが住宅だけが撤去されたのか、住宅を建てる予定で柵だけ先に作ったのか。昨日や今日の新しいものではない。にもかかわらず敷地内は結構手入れが行き届いていて荒れた様子はない。敷地の端にはシュロまで植わっている。いずれにしてもわからない風景である。
写真ステージ 「近江富士」
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