真野浜

大津市真野浜、夏は水泳状になるところ。いまは人影もない。いつもいつも行くところではないが、何となく撮りにくいところで、いままでに満足な写真が撮れたことはない。対岸、山の右側にはご覧のように高層建築が建つ。そして反対の左側には、高さはないが横に長いピエリ守山の建物が続く。午後になるとこれが白く反射して、手に負えない状態になる。
このときは琵琶湖大橋畔の米プラザに車を置いた関係で、真野川の河口の方から水泳場の方へと歩いた。思いもかけず漁港が現れた。すぐそばが琵琶湖であることは百も承知だが、周りに木が多く、山の中に漁港が現れたかと錯覚をした。標題写真はその漁港の近くから。対岸の線に対して、水泳場の砂浜が何とも落ち着かない。難しいところである。
写真ステージ 「近江富士」
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