鳥がいない

草津・平湖である。きょうはちょっと離れた湖岸道路へ行ってみた。道路を越えて琵琶湖を往復する鳥もいて、それを狙ってやろうとの思いもあった。湖岸の桜は葉を落としているから見通しはよい。しかしなんとなくイメージが違う。湖面で動くものがいない。みずうみ全体が静かなのである。湖岸道路から平湖の湖岸までは60mほど。一羽一羽はともかくとして群れをなした状態では必ず見えるはずである。鳥がいないのである。いや、いないといえばウソになる。しかしいるとはいえない。たとえばアップしてもこんな調子である。
いるじゃないかといわれるかもしれない。しかし平湖に鳥がいるという状態はこんなものではなかった。たとえば2011年4月12日撮影、4月でもこんな調子だった。知人の撮影では、これの数倍ぐらい、大げさに言えば湖面が見えないぐらいの状態の写真を見たことがある。いつもコハクチョウがやってくる志那町の琵琶畔でも、今年はさっぱりだと聞く。何かが変わっているのではないか。
写真ステージ 「近江富士」
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