もう一度松の木を

8月08日の標題写真とそのときに見てもらった1982年の松の木の写真を見ながら考えて見よう。前回も指摘しておいたが、問題は三上山の左、妙光寺山との間の丸い稜線である。これはすぐに見つかる。たとえばもう少し右から見た写真、これだと両山の間の稜線が広く見える。例の円弧はこの稜線の右半分である。妙光寺山で左の部分を隠せばよい。
ということでその場所を探した。ようするに三上山に対して左へ動けばいいのである。その結果が標題写真。新しくできた住宅地と農地との境の道路。前回の撮影地はこの道のくっと曲がったところだった。そこを基準にすると、今回の場所は50mほど右へ寄ったところである。で、一件落着と行きたいところだが、世の中はそんなに甘くはない。以下明日。
写真ステージ 「近江富士」
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