静かな交差点

行畑1丁目交差点。15日付きの「背比べ地蔵」中山道交差点から1筋三上山に近づいたところ。中央線との交差点である。このまま進めば山麓の国道8号妙光寺交差点につながる。野洲市街地の中でいちばん大きな交差点である。ちょうど下校時に当たり、画面左外の小学校の方から、小学生がわいわいと近づき、交通指導員のおじさんも4,5人立っていたのだが、シャッターを切った時にはどうしたのかその喧騒がウソのように静かな交差点になっていた。
右端にちらっと見えるのは郵便配達バイクの最後部らしい。私はカメラはいつも「連写」モードにセットしている。このときは信号灯の関係で、4,5枚連写した。とすれば、前のコマあたりで、ひょっとしてもっと大きく写っているのもあるはず。そんなのがあったかなと調べてみたがない。というより4枚が4枚とも同じように最後部だけが写っていた。右折のために直進車待ち状態だったらしい。
写真ステージ 「近江富士」 ◆ニオの浮巣・03 アップしました。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by
八田正文
at
08:23
│Comments(
0
)
白い花

昨日(14日)午後から天気が安定してきて雲一つない好天になった。行畑の背比べ地蔵の前である。中山道を挟んだ反対側の角に、ヤマボウシが咲いているのに気がついた。いつも信号待ちで止まるところだが、そこに木があることすら意識になかった。その白い花を見て初めて初めて気がつくのだから、われながら注意力のなさに呆れた次第。
10数年前、勤務先の同僚OBが集まって九州を旅した。山の中に白い花が咲いていた。バスの中からあれは何やろう。ハナミズキとしては時期が遅いし。何も知らない連中同士が首を傾げた。それがヤマボウシだった。そのとき一緒だった、A氏、B氏・・・すでにこの世の人ではない。すべてのものは常ならず。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


薄曇りの午後

バイパスの下をくぐって反対側へ出た。すぐ右側を高架道が通り過ぎていくのだが、写角の中には入ってこない。雲の動きは早い。家を出るとき見上げた空は見事な青空だったが、ものの30分足らずの現場に着いたときにはこのように白雲が空を覆いかけていた。
こういう場合、少し辛抱すれば晴れることもあるのだが、私にはその辛抱ができない。結局適当なところで妥協したのがこの写真。何となく風景が暗く、田んぼと同じレベルを行くバイパスの姿もほとんど写っていない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


薄曇りの午後

国道1号バイパスが栗東の方からやってきて野洲川を渡り、湖南市菩提寺でいったん地上へ下りる。そのあと湖南市正福寺で再び高架へと勾配を上るところである。日本海にあった前線が徐々に南下しつつあるとかで、朝から晴れていた空に白い雲が現れだした。そんな日の夕方である。おそらく連休中に植えられたであろうイネは写真ではまだほとんど目立たない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


棚田光る

奥比叡ドライブウエーの登り口、仰木郵便局の前、標高185mぐらいのところである。目の前の水田は仰木の里住宅地の上に広がるものだが、ここから見れば眼下。いつも目にしている野洲川扇状地の水平的な広がりとは趣を異にする。写真としては何本もの線が水平に並ぶのがつらいところ。本来は棚田の最大勾配線に向かって畦を直角に切って下っていくはずの農道(手前、電柱が立っている道)すら、ここから見るとほとんど水平に見えてしまう。
一方、三上山を中心として山の並び、左の方の裾の広い山が鏡山。右側には三上山から派生したように見える十二坊、さらにその右の菩提寺山へと続く。これがさらに南の坂本あたりから見ると、三上山が中心に移動し、鳥が羽を広げたように見えるのが風景遊びの楽しいところ。
明5月13日(日)、10:00 坂本南善坊展望案内板改訂版披露 阿闍梨さんのご祈祷をいただきます。
場所 南善坊展望板設置現場。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


ここはどこ

奥比叡ドライブウエーの登り口から伊香立の方へ向かう県道47号。丘陵地帯の棚田から見下ろすのだから、琵琶湖の向こうの山などどこからでも見えそうなものだが、どっこい、そうはいかないところが世の中の難しさ。写真のような小高い尾根が続いて視界を妨げる。たまにしか行かないものだから車の置き場にも苦労する。それ以前に、自分が今どこにいるのかそれが分からず右往左往しているのが現状である。
せめてこの場所がどのあたりかを示せなければ話にならない。とにかくGoogleMapで「仰木の棚田」と標記されている例の馬蹄形の田んぼの少し伊香立寄りの場所。いつもダンプが出入りしていたが、久しぶりに行ってみたらその気配はなく、これ幸いと飛びこんで撮ってきたところである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


田植え終る

雲の多い日、風景に色彩は感じられない。大津市仰木の棚田。狭い集落内の里道を通り抜けると比叡山ドライブウエー沿いの棚田へ出る。どうかなと思ってやってきたのだが、もう田植えは終わっていた。こうして見ると琵琶湖とひと続きのように見えるが現場の標高は240mほど。琵琶湖の水面標高を85mとして、150mほどの高低差である。
ここへ初めてきたのはいつだったかと調べてみたら、1996年2月。もう20年以上前だ。近くにの農作業用の小屋が建ったり、民家が増えたりはしているが、琵琶湖を前にした大まかな風景は変わっていない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


タケノコ

南桜の集落内の道を登り詰めて、名神の下をくぐって菩提寺山の麓へ出たところである。砂防ダムが3基並んでいて、それぞれ異なった写真が撮れそうだが、残念ながら三上山が見えるのは真ん中の1基からだけ。他の2基からは見えそうで見えない。
標題写真は名神をくぐって堰堤への登り口、竹ヤブの間から振り返って見たところである。タケノコが伸びて私の背を越さんばかりである。タケノコの左に見えるグレーの長方形は名神を走るトラックの荷台。その右、こんもりとした木の右側にグレーの中型バスの側面が見える。どちらもいわれなければ、いや言われても分からないかもしれないが。
さて、これは真ん中の堰堤から見たところ。白いクルマが走っているのが名神。タケノコが生えていたところは、四角い小屋の右側、日が当たっている竹ヤブと影の竹ヤブとの間である。
◆ニオの浮巣・02 UPしました。 写真ステージ 「近江富士」 「毎日更新 三上山日乗」でどうぞ。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

