瓦屋根

5月の空に瓦屋根がよく似合う。
こいのぼり
甍(いらか)の波と雲の波 重なる波の中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる朝風に 高く泳ぐや、鯉のぼり
作詞者不詳 文部省唱歌
5月でなくても瓦屋根は変わらないのだし、かりに夏至を挟んだ7月であっても太陽の高さは同じだろうし、と、へそを曲げたくなるのだが、それでいてやはり5月の空を思うのはこの歌のせいだろうか。鯉のぼりが上っていなくても瓦屋根は三上山によく似合う。
◆ニオの浮巣・02 UPしました。 写真ステージ 「近江富士」 「毎日更新 三上山日乗」でどうぞ。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


河床改修

大山川で河床の改修工事が行われている。下流の近江富士団地のあたりから浚渫工事が行われていたのだが、ここへきて、河床に石を並べたりして大仕事である。若い人なら飛び石伝いに対岸に渡れそうな楽しい形が見えて来た。これでまた”危ないから入ってはいけません”というような掲示を立てるのだろうな。
流れの向きだといい光線だったが、標題写真ではべた光線。いま行けばちょうどいいだろうと予測して出てきたのだが・・・。そういえば以前からよくこのような勘違いをする場所だった。
◆新聞休刊日の前日の阪神。4月も相手は中日だったが、今月も中日。<阪神7-5中日>。途中7回ごろまで7:1だったが、何やねこれは。
◆ニオの浮巣・02 UPしました。 写真ステージ 「近江富士」 「毎日更新 三上山日乗」でどうぞ。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


二代目若木・続

古武士のサクラの若木について、自然に生えて来たものか、誰かが植えたものかについてはっきりしなかったので、あらためて、昨年4月以降のデータを再確認してみた。結果、7月10日撮影のものが残っていた。古武士が切られたのがかりに3月末ぐらいだとして、3か月余りの時期である。それがきょうの標題写真である。
ちょっとわかりにくいので、肝心な部分をアップしてみる。このときすでに若木が30cmぐらいに伸びている。若木として植えたのなら、土を盛らなければならないし、もうちょっと大きな木を植えるだろう。誰かが植えたのなら何らかの痕跡が残っているだろう。これはやはり自然に生えてきた2代目だろう。
この写真(きょうの標題写真・7月10日撮影)は、昨年の7月14日の日乗で使っているが、若木に関しては一言も触れていない。”なんとなく気持ちが悪い”と手ぶれ補正の話になっている。おそらく若木には何の関心も持っていなかったのだろう。
念のため、現在の様子をもう1枚。昨年の写真で右下(切株の外側)に若木が数本見えるが、いまはなくなっている。自然淘汰されたものか、誰かが切り取ったのか。それも不明。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


二代目若木

久しぶりにさくら墓園へ行ってみた。さくら緑地までは足を運んでいたが、古武士がなくなってからは花の時期には縁がなくなり足が遠のいていた。ツツジの色に誘われて行ってみたのだが、ふとあの切株はどうなったかと寄ってみた。あたりは緑が濃く雰囲気も変わり、探し当てるまでに2,3度行ったり来たりしを繰り返さなければならなかった。
そうして探し求めた切株から2本の若木が伸びていた。古武士が切られたのはいつだったか。もう3,4年になろうかと日乗を探してみた。驚いたことに昨年(2017年)の4月19日にそのことを書いている。実際は4月4日に撮っていたのだが、花の時期に書くにはしのびなくてと注釈をつけて。
となるとこれはどういうことだろう。切株から芽が出て、1年余りでここまで成長するものだろうか。かりに芽が出るとしても、もっと切り口の周辺部、表皮のあたりから出るような気もする。誰かが植えたのかも知れない。事情は分からない。しかし、若木がすくすくと伸びていることは事実。きょうは5月5日・子供の日。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


出番前

田植えの真っ最中である。この時期はできるだけ農道へ入らないことにしている。このときはどこを見渡しても人影はなし。たった1台見える田植機も動く気配がない。故障でもなかろうし。クルマは近くの公園の駐車場へ置いてきた。歩いていくなら迷惑にもならないだろう。
近寄った田んぼは水張りの真っ最中、実際の田植えにはまだ時間がかかるだろう。田植機はこうして出番待ち。どこかの田んぼで一仕事して、こちらへ回ってきたのかとも考えたがどうもそうでもないらしい。どこを見ても泥がついていない。そんなにあわてんでもエエでという息子さんの声をしり目に、気の早いお祖父ちゃんが倉庫から引っ張り出してきた、そんなドラマの場面が思われるひとときだった。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


鐘が鳴る丘

緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴りますキンコンカン
メイメイ小山羊も 鳴いてます
風が そよそよ 丘の家
黄色い お窓は おいらの家よ
当時の日本の姿を思い出してもらえる人が何人いらっしゃるか。けさの新聞によると戦中戦前生まれが5%だという。”日本の姿”などと大層なことを言わなくても、このラジオ放送・映画をじかに聞き、観た人は5%のさらに半分にも満たないのではないか。ときが過ぎた。日本国憲法施行71年。単に大型連休の中の1日で終わらせてはなるまい。
夢の合成写真ではない。尖がり屋根は守山北高校の校舎。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


窓に写る

野洲市市三宅の県道2号沿いの建物。GoogleMapによるとカフェダイニングLOOPとある。建築のパースに見えるかもしれないが、写真である。オリジナルはこれである。露出がややアンダーになってしまったことと、カメラが若干上を向いたことから、上すぼまりに写ってしまった。ガラス面に写った三上山を出そうと調整したら、パース調になってしまった。
道路の縁石が左上がりに見えるから、そういう勾配の土地に建物が水平に建っているとの見方をされる方があるかもしれないが、実際の地面は水平、道路に対して建物が並行になっていないためである。何年か前、この建物が建ったとき、建物を三上山に正対させるために意図的に道路に対して角度をもたしたのだろうと書いたが、いま地図を広く見てみるとどうもそうではないらしい。この周辺の建物はすべて、きのうのアンダーパスからの道路の延長線を基準にして建っているようである。このような絵ができるのは、その基準のとり方の副産物らしい。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


こんなところに山?

野洲市行畑のJR琵琶湖線アンダーパス。これを向こう側へ抜ければ背比べ地蔵の前へ出る。夕暮れ時に長時間露出でもやれば多少面白い写真になるところだが、このままではなにほどのこともない。と、写真を見ていて・・・・、?。三上山の右にもう1つ小さな山がある。こんな山あったかな。菩提寺山にしては形がちょっと違うし。でもエエ形やな。
本気になってその部分を拡大してみた。何のことはない。個人の住宅だった。1か月遅れのエイプリルフールでした。ハイ。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

