堤防上を歩く

野洲川大橋東詰、つい最近までここに砂利置場があった。堤防がトラックの出入り口を兼ねており、なんとなく近寄りがたい場所であった。それがなくなった。この写真が現在の状況だが、記録としては意味があろうが、写真としてはちょっと…ということろ。ということで、堤防上を上流へ向かって歩いてみた。いままではいったん上流側の近江富士団地のほうへ回ってからでないと入り込めず、つい億劫になっていたところである。
道はいつの間にか大山川の堤防になる。標題写真はもう少しでアサヒビールの工場というところ。祇王井川が工場と田んぼの境になっている。普段あまり見ない角度で雌山がグーンと大きく目の前に迫ってきて、本体より外へ飛び出して見える。昭和30年前後によく見られた丸みを帯びたボンネットバスを見上げる雰囲気である。そんな中で男性が1人、畦道の草刈りに精を出していた。
写真ステージ 「近江富士」
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