ある日童子が

総合体育館の背後を流れる童子川の下流である。画面右側遠くに見える鉄塔の左、上部だけ見える建物が体育館のはず。見えている川が童子川。GoogleMapでは家棟川となっているがこれは間違い。その昔、川の工事が難航して困っていたところ、ある日童子があらわれて・・・という逸話からの名称だという。数年前に、浚渫したはずだが、もうこんなに草木が茂っている。暑いし、太陽は高いし、こんな写真で勘弁してもらう以外手はない。
けさの新聞では、多治見で40.7度を記録したとある。あれは確か1990年代の半ばごろ、名古屋でデジタル写真の展覧会をやるという。それもフィルム写真との比較展示だという。デジタル写真を見たことがなかったので、のこのこと出かけていった。
展覧会自体は、ああそうですか、というぐらいのもので特に印象は残っていないが、その日が異常に暑かった記憶がある。青春切符か何かを使ったのかと思うが、どこまで乗っても値段は一緒だというので、電車に乗っているほうが涼しいと多治見まで足を延ばした。その昔、多治見まで1時間、中津川までさらに1時間の中央線の懐かしさもあった。その夜のTVが、その日の全国最高温度が多治見だと叫んでいた。きっちりした数値は覚えていないが、確か40度前後だったはず。特に多治見に用があってのことではない。電車で涼むのが目的だったから。これはたまらんとすぐに折り返したことは言うまでもない。
写真ステージ 「近江富士」
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