柿の木

旧中主町から野洲市街へ通ずる道路沿いである。道路地図によると、正式名称は県道151号、守山中主線というらしい。中主はいいとして何で守山なのか、これが分からない。よくよく調べてみると151号という県道は、竹生口交差点でグイッと向きを変え、川田大橋を越えて守山につながっている。こんなつながりをはいそうですかと納得する人はまずいないだろう。
その道路沿いのあぜ道に柿の木が2本並んでいる。いつも気になっていたが、クルマが駐めにくい場所なので、撮影履歴はほとんどゼロ。中景の温室が目障りだったことにもよるのだが。ある年の夏、葉が虫に食われて全滅したことがあった。さあどうなるのかと気にしていたが、葉っぱが完全に食いつくされた時点で若葉が出だし、秋の初めに時ならぬ新緑になった。これは面白いと思いつつ、このときも後回しになった。次に行ったときには新緑は終わり何事もなかったような緑になっていた。その年、実がなったかどうか、全く記憶がない。
写真ステージ 「近江富士」
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